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この夏、『優ブランド鰤王ゴールドラベル』のふるさと・東町漁協を襲った赤潮被害。7月末より八代海で異常発生していたシャトネラ・アンティーカとよばれる植物プランクトンが、8月になって東町漁協の養殖海域に流れ込み、必死の防護作業にもかかわらず約2週間、鰤の養殖場を含む全海域に大きな被害をもたらせました。その後、東町漁協関係者一体となり復旧作業に取り組みましたが、約2ヶ月間の出荷停止を余儀なくされました。新鮮で美味しい鰤を一年を通してお届けするというお客様との約束を違えることになってしまい、心よりお詫び申し上げます。
タイヨーの『優ブランド鰤王ゴールドラベル』は、養殖鰤のトップブランドとして国内外で高い評価を得ている東町漁協の鰤王の中でも、特にこだわりを持って育てられた最高級品です。『優ブランド鰤王ゴールドラベル』の養殖は、4月から5月にかけて、甑島やトカラ列島周辺の東シナ海で「モジャコ」と呼ばれる鰤の稚魚を採捕することから始まります。この「モジャコ」を東町漁協に移して約3年間、成長段階にあわせて最適な環境の中でエサを与えながら、組合員家族による養殖で大切に愛情を込めて育てられるのです。
『優ブランド鰤王ゴールドラベル』は、魚粉を中心に各種栄養分をバランス良く配合したEPと呼ばれる固形飼料のみで育てられています。市場には、鰤用のEPとして一般に販売されているものもありますが、東町漁協では独自に開発した『優ブランド・鰤王ゴールドラベル』だけのオリジナルEPを採用。これは、鰤の品質や味にバラツキが出ないことはもちろん、安全性や健康管理、海洋汚染のリスクなどさまざまな配慮が施された理想的なエサです。また、東町漁協には魚類防疫士が常駐し、魚たちのお医者さんとして健康・安全面を管理、漁協が定めた「ブリ養殖管理基準書」に則って、稚魚から出荷まで一貫生産されています。