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「優」ブランド開発現場を訪ねて

黒豚生姜焼重 〜優ブランド・お惣菜〜

タイヨーにしかない味をつくいたい。〜目指したものは、母親の優しさと手作りの味〜

株式会社 タイヨー 生鮮食品部 惣菜課 寿司・米飯担当バイヤー 主任 塚脇 逸人

味にも価格にも妥協はしたくない、体重5キロ分のこだわり。

それぞれの家庭に『おふくろの味』があるように、タイヨーにしかない『タイヨーの味』をつくりたい。そう語ってくれたのは寿司、米飯、温惣菜、冷惣菜の4部門に分かれるタイヨーの惣菜部門を統括する塚脇バイヤー。惣菜部門一筋、10年のキャリアを持つ塚脇バイヤーですが入社するまで、調理経験はほとんど無かったといいます。それだけに惣菜に対する理想は高く、母親が家族のことを思い、おいしく安全なものを手作りするように、タイヨーの惣菜もまた「お客様が安心して毎日食べていただけるものでなくてはならない。」その言葉には、食に携わるプロフェッショナルのプライドを感じます。

「『美味い』『不味い』『塩辛い』『味が薄い』など、味に対する評価がストレートに伝わってくる、料理はおもしろいし奥が深い、その分やりがいも感じます。」あらゆる食材を試食するとともに自ら開発したレシピで食べることもバイヤーの大切な仕事。「おかげで商品開発の担当になった1年間で体重が5キロも増えました」と笑う塚脇バイヤーです。

自分がおいしいと思うもの、お客さまに喜んでいただけるもの。

鮮魚・青果・精肉部門で『優ブランド』プロジェクトが進行する中、惣菜部門でも『優ブランド食材』を使った、こだわりの惣菜を開発するという挑戦が始まりました。最低でも原料の1割は優ブランド食材を使用するという厳しい基準に加え、合成保存料・合成着色料・合成甘味料・合成香料を使用せずタイヨーオリジナルの味を完成させるという『優ブランド惣菜』プロジェクトです。

塚脇バイヤーが、目を付けた食材は渡邊バークシャー純粋黒豚。鹿児島の特産品を使ったメニューをつくりたいという思いと、自らが純粋黒豚という食材に惚れ込んでいたということもあります。渡邊バークシャー純粋黒豚は、肉の食感が良く甘味がある。また、白身(脂身)の部分がさっぱりしているので、さめてもおいしいお惣菜ができるのではないか?「黒豚本来の旨味を生かしたいので味付けや付け合わせはシンプルなものを。」

しかしシンプルな料理だけに味のごまかしはできません。試行錯誤の末に見えてきたメニュー、それは渡邊バークシャー純粋黒豚と玉葱を使った生姜焼でした。もちろんお米にもこだわりがあります。優ブランドの米飯には、お米の食味を表す自社指定の食味計による基準値75点以上のものを使用すると決め、全国各地の米を食べ比べ、その時のおいしいお米を選びます。

こだわりの食材・レシピでつくった試作品は、家族やタイヨーで働くパートの女性方に試食をしてもらい意見や感想を求めました。社内外での試食を繰り返し、味や品質、安全性はもちろん、価格にもこだわって『渡邊バークシャー純粋黒豚生姜焼重』が店頭に並んだのは企画から半年後のことでした。

タイヨーの店頭に並ぶできたての手作り惣菜。中でも「優ブランド」惣菜は、合成保存料・合成着色料・合成甘味料・合成香料を一切使用せず、徹底した衛生・品質管理 のもと、全店統一レシピで調理したこだわりのお惣菜です。いつでも作りたての美味しさを楽しんでいただけるよう、お客様の生活スタイルに合わせて、できたての惣菜を店頭に並べることができるよう努力しています。
安全なお惣菜を、安心して食べていただけるよう、調理場での衛生管理には万全を期しています。調理工程ごとに全員による調理場や厨房機器の清掃を徹底。マスク・頭巾の着用はもちろん、調理スタッフにも厳しい衛生基準を設けています。
黒豚生姜焼重