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鹿児島の食農教育について

鹿児島の食農教育を考える会


『鹿児島の食農教育を考える会』趣意書

「食」を取り巻く環境は、自給率だけでなく安全性の面からも過去に例を見ないほど厳しくなっています。その中でも、日本の食料自給率 ( カロリーベース ) は前年より1%ダウンして40%と ( 平成21年度・農水省調べ ) と主要先進国の中では最低の水準であり、その大部分を輸入に頼っています。そして多くの輸入農作物は遺伝子組み換えやポストハーベスト、残留農薬の問題などによりその安全性が問われています。 「鹿児島の食農教育を考える会」は鹿児島県の子どもたちへの食農教育を後援することを目的として、平成17年3月から活動を始めた団体です。
本年度は、「実りの教室」活動に 86校、4,581名 の小学生の申し込みがあり、先生方、地元の生産者、地域の方々の協力を得ながら、日本人の食卓に最も身近な食材である大豆の栽培と、戦前から鹿児島の郷土料理の食文化を支えてきた、鹿児島の伝統野菜である「へちま ( 糸瓜 ) 」の栽培に取り組んでいます。
小学生の子供たちが農作物の栽培を通じて作物を作る楽しさ、発見と工夫そして収穫の喜びを感じ、地域でのふれあいが広がることは素晴らしい事だと思います。
また我々人間は生き物の命を絶って生きております。この生き物たちへ感謝する気持ちを育てたいと思います。

  鹿児島の食農教育を考える会

実りの教室日記
平成23年度の活動記録です。

潟^イヨーは「食を扱う企業」として常に安全・安心な食品を提供することを念頭に、畜産物では「薩摩健気黒牛」や「薩摩もち豚」等を開発し、農産物では「健気くンの野菜・果物」ブランドで消費者と生産者の体を守る為に、できるだけ農薬や化学肥料を使わない安全・安心な農作物作りに努め、「地産・地商・地消」の取組みとして地場野菜の販売に力を入れています。
また、鹿児島の伝統野菜を掘起し、「かごしま無農薬野菜の会」代表の橋口孝久さんと共に育て、その販売にも努力しております。

平成16年1月9日には潟^イヨー創業者故清川秋夫の遺志に基づいて、第一次産業の農業、畜産、水産業を学ぶ県内の高校生、鹿児島県出身及び県内の大学に在学している大学生を対象にした育英財団「清川秋夫育英奨学財団」の設立を認可していただきました。農畜水産業は鹿児島県の基幹産業であり、奨学財団設立は後継者の育成に貢献でき、その将来に力が漲ることを期待しております。

「清川秋夫育英奨学財団」の趣旨にも通じる食農教育の後援を、当社の社会貢献活動の一環として鹿児島県内の小学校を中心に展開してまいります。学校単位あるいは学級単位でこの「実りの教室」に参加していただき、子供たちが農作物を原料とする食材や食文化について学習することは国の推進する「食育」にも通じ、微力ながら児童教育にも貢献できるものと考えます。
また、平成20年年4月17日(木)には、鹿児島県庁にて「かごしま環境パートナーズ」の調印式を行い知事と調印を交わしました。「かごしま環境パートナーズ」とは、タイヨーと鹿児島県が、地球環境先進県への取り組みを推進するため、九州としては初めてとなる「県と事業所による環境保全に関する協定」であります。

タイヨーと県との環境に関する共同事業として、「実りの教室」の開催や、「緑のカーテンづくり」事業を行ってまいります。
「緑のカーテンづくり」とは「地球温暖化対策」の視点を取り入れ、県内の幼稚園児を対象に、鹿児島の伝統野菜であるヘチマやにがごい(薩摩大長)などの、つる性植物を育ててもらい、廃熱抑制や地表面温度の上昇の抑制、CO2削減、省電力化などの効果が見込まれる活動です。次の世代を担う子供達に「食」と「環境」の大切さを学んでもらいたいと考えております。
鹿児島県下の幼稚園、保育園を対象に、「ヘチマ」と「にがごい」の種と、栽培用ネット等を送付させていただきました。
鹿児島県の環境アドバイザーの方のご指導とご協力をいただきながら、幼稚園の先生と園児の方々に、「ヘチマ」と「にがごい」の緑のカーテンを育成してもらいます。そして、収穫の時は「ヘチマ」と「にがごい」を使った鹿児島の伝統野菜による郷土料理のレシピを送付して、家庭で食べていただこうと計画しております。

今後も、21世紀を担う多くの子供たちがこの活動に参加し、多くの経験、知識、感動を得られますようご高配とご協力をお願い申し上げます。


「鹿児島の食農教育を考える会」
891-0195 鹿児島市南栄3丁目14番地
(株)タイヨー内 TEL099-268-1211


■平成23年度 活動報告(2012.3.7)
■平成22年度 活動報告(2011.3.10)
■平成21年度 活動報告(2010.3.15)


『食農教育』とは
 食農教育(食育)とは、一人ひとりが「食」に関する情報を正しく理解し、健康で安全・安心な食生活の実現を図る為に、子どもの頃から「食」について関心を持ち、自ら考える習慣を身に着けさせることを意図した教育です。
タイヨーは、鹿児島の食農教育を推進します。


平成23年度「実りの教室」参加団体
86校、4,581名
団体名 住    所  参加人数
 冠岳小学校  いちき串木野市冠嶽12844-1  4年・4人
 山下小学校  阿久根市山下834  4年・13人
 国上小学校  西之表市国上1262  3〜6年生・46人
 通山小学校  志布志市有明町野井倉8304-4  4年・33人
 清和小学校  鹿児島市上福元町1277-1  3年〜4年・339人
 曽木小学校  伊佐市大口曽木1753  3年〜4年・25人
 上市来小学校  日置市東市来町養母11421  3年〜6年・47人
 住用小学校  奄美市住用町役勝27  1年〜6年・47人
 協和小学校  垂水市海潟865  5年〜6年・32人
 石谷小学校  鹿児島市石谷町1360  4〜6年生・100人
 松山小学校  南九州市知覧町塩屋15026  4年・25人
 田代小学校  南九州市川辺町清水7181  1〜6年・45人
 竜門小学校  姶良市加冶木町1363  3年・25人
 岩岡小学校  熊毛郡中種子町野間1691-2  1〜6年・30人
 羽月小学校  伊佐市大口市下殿531  3年・27人
 有明小学校  志布志市有明町野井倉1182  4年生・15人
 島間小学校  熊毛郡南種子町島間3611  1〜6年・48人
 武小学校  鹿児島市武一丁目35-31  3年生・90人
 東出水小学校  出水市上鯖渕1866番地  3年生・57人
 大浦小学校  南さつま市大浦町7182  6年・90人
 小瀬田小学校  熊毛郡屋久島町小瀬田1436-88  全学年・43人
 錦江小学校  姶良市加治木町錦江町74  3年・52人
 大泊小学校  南大隅町佐多馬籠595  1年〜6年・11人
 郡山小学校  鹿児島市郡山町2080  3年・47人
 志布志小学校  志布志市志布志町帖6390-3  3年・54人
 柊野小学校  薩摩郡さつま町柊野467  1〜6年・10人
 星峯東小学校  鹿児島市星ヶ峯一丁目17-1  5年生・52人
 瀬々串小学校  鹿児島市喜入瀬々串町3103-2  2、3、4年・61人
 阿権小学校  大島郡伊仙町阿権1562  3、4年・6人
 知覧小学校  南九州市知覧町郡14137番地  3年・37人
 旭小学校  いちき串木野市下名14067  3〜6年・16人
 犬迫小学校  鹿児島市犬迫町4754  1.2年・30人
 城内小学校  肝属郡南大隅町根占川北8598  1〜6年・12人
 錦江台小学校  鹿児島市錦江台一丁目70-1  3、4年・262人
 伊敷小学校  鹿児島市伊敷5丁目19番1号  3年・69人
 宝島小学校子宝島分校  十島村子宝島  1〜6年・7人
 潤ヶ野小学校  志布志市志布志町帖10638  1〜6年・30人
 亀津小学校  大島郡徳之島町亀津1039  1年・90人
 浮辺小学校  南九州市知覧町東別府9564  3年〜4年・15人
 財部南小学校  曽於市財部町南俣6322  1〜6年・29人
 川辺小学校  南九州市川辺町平山7086  3年・78人
 湯田小学校  日置市東市来町湯田4042-3  3年〜4年・95人
 草牟田小学校  鹿児島市城山二丁目3-1  5年生・72人
 吉川小学校  薩摩川内市城上町7080-1  3年〜4年・10人
 金山小学校  枕崎市金山町510  1〜6年・24人
 平島小中学校  鹿児島郡戸十島村平島120  1〜6年・7人
 西伊敷小学校  鹿児島市西伊敷4丁目12-1  3年生・85人
 扇尾小学校  日置市日吉町吉利7272  1〜6年・15人
 鹿浦小学校  大島郡伊仙町阿三2206-5  全学年・14人
 米ノ津東小学校  出水市下鯖町584  2年・67人
 姶良小学校  姶良市西餅田2726  3年・74人
 池之原小学校  肝属郡東串良町池之原2940  3年・32人
 笠利小学校  奄美市笠利町笠利399  1年〜6年・67人
 宇宿小学校  鹿児島市宇宿4丁目21-7  3年生・95人
 宮脇小学校  南九州市頴娃町牧之内3398  3年生・25人
 山 小学校  徳之島町立 山小学校  3年〜4年・12人
 吾平小学校  鹿屋市吾平町麓3630  5年生・42人
 松原小学校  鹿児島市南林寺町2-18  3年・38人
 宮小学校  鹿児島市宮之浦町1953  4年生・13人
 田代小学校  阿久根市鶴川内7257  全学年・13人
 坂元小学校  鹿児島市玉里団地3-45-1  3年・72人
 本城小学校  鹿児島市本城町1705  1年〜6年・31人
 名柄小学校  大島郡宇検村名柄1263  全校生・3人
 本浦小学校  出水郡長島町諸浦541  全学年・44人
 伊子茂小中学校  大島郡瀬戸内町伊子茂207  1〜.6年生・7人
 糸木名小学校  大島郡伊仙町糸木名722  全学年・12人
 国分西小学校  霧島市国分広瀬2丁目9番1号  4年・99人
 桜丘東小学校  鹿児島市桜ヶ丘6丁目13番地  2〜6年・400人
 佐々木小学校  霧島市横川町下ノ920-6  3年・4年8人
 魚見小学校  指宿市東方11017  3年・16人
 喜念小学校  大島郡伊仙町喜念1番地  全校生・30人
 寄田小学校  薩摩川内市寄田町253  1年〜6年・16人
 下西小学校  西之表市西之表15358  4年・28人 
 住吉小学校  日置市日吉町日置11241  1〜6年生・10人
 花野小学校  鹿児島市花野光ヶ丘1-1-1  5年・54人
 牛根小学校  垂水市二川519-1  1〜6年・23人
 吉松小学校  姶良市湧水町中津川476  5・6年・60人 
 朝陽小学校  薩摩川内市入来町浦之名12550  1年〜6年・26人
 和泊小学校  大島郡和泊町和泊920-1  3・4年生・106人
 花尾小学校  鹿児島市花尾町170  1年〜6年・39人
 西田小学校  鹿児島市薬師二丁目31番1号  3年・84人
 西陵小学校  鹿児島市西陵1−11−1  3・4年生・222人
 紫原小学校  鹿児島市紫原2−36−50  3・4年生・280人
 手蓑小学校  南九州市知覧町郡10344  1年〜6年・19人
 大丸小学校  南九州市川辺町上山田7607  1年〜6年・18人
 郡小学校  肝属郡南大隅町佐多郡1456  1年〜6年・6人


〜 大豆についての参考として 〜
大豆の原産地は? 日本に伝わったのは?
 大豆の原産地にはいくつかの説がありますが、一般的には中国の東北部で、4000〜5000年前にはすでに栽培されていたようです。その後、中国全土に広がり、朝鮮半島や東南アジアにも伝わっていきました。
 約2000年前の弥生時代に稲作と一緒に朝鮮半島から入ってきたと考えられています。奈良時代に中国との交流が盛んになってから、仏教とともに味噌や醤油など大豆の加工品や加工方法も伝わり、日本人にはなくてはならない食材になりました。

【 大豆の種類 】
■名前の由来
  「だいず」は漢字で「大豆」と書きます。これは大きい豆という意味ではなく、「大いなる豆」の意味から名付けられたとされています。「大いなる」とは、第1番目という意味で、大豆は豆の中でも1番という意味になります。

【 大豆の栄養 】
■栄養たっぷりの大豆
 長寿国日本。注目されるのが、栄養バランスの良い和食(日本食)です。日本人は古くから、米、魚、大豆などを食べ続けており、大豆をうまく食生活に取り入れてきたことも、現在の長寿につながっているとも考えられます。

■『畑の肉』とも呼ばれる大豆
 1712年にオランダの植物学者ケンペルがヨーロッパに大豆を伝えました。その後ドイツで、大豆は「畑の肉」とネーミングされました。それは、大豆が肉に匹敵する量のたんぱく質を含んでいることがわかったからです。
たんぱく質は人間の筋肉や内臓やなど体の組織などを作っている成分であり、生命維持に不可欠な重要な栄養素です。必須アミノ酸をバランスよく含むたんぱく質を、栄養価の高い“良質のたんぱく質”と呼びますが、肉や卵はこの良質のたんぱく質を豊富に含む代表的食品です。一般に植物性食品のたんぱく質は栄養価が劣りますが、大豆のたんぱく質は肉や卵に負けない良質のたんぱく質です。しかも大豆には他の作物よりずっと多い量のたんぱく質が含まれています。また、大豆たんぱく質の消化吸収率は、納豆で91%、豆腐では95%であり、とても効率のよい食品といえます。

■毎日の食生活に大豆・大豆製品をとり入れましょう。
 日本人の大豆・大豆製品の摂取量にあまり変化はないようですが、豆類の摂取量を目標の100gにするためには、意識的にもっと大豆・大豆製品を食べるよう心がけることが大切です。特に、若い世代における大豆・大豆製品の摂取量は少ない傾向にあります。若い世代に限らず、大豆・大豆製品の摂取量が少ない人は、日々の食生活に豆腐、煮豆、納豆、味噌などを取り入れ、1日1回は大豆製品を食べるようにしましょう。